[ゲンくん日記]#10 新潟工科大学生制作タブレットゲームのご紹介

ゲンくん

こんにちは!ゲンくんです!

アトミュージアムの1階アトミューひろばには、エネルギーや放射線について楽しく遊びながら学べる展示ブースがあるんだ。

もちろん何回遊んでも無料で楽しめるよ!

サン博士

今回は、新潟工科大学生の皆さんから制作してもらったタブレットゲームについて紹介するぞ。

ゲーム制作に携わってくれた学生の皆さんは、新潟工科大学 電子情報学系 情報機器応用研究室の4年生(令和4年度)。新潟工科大学の佐藤栄一教授のご指導のもと、この度ご協力をいただいたんじゃ。この研究室では、IoT(モノのインターネット)技術を活用して地域のさまざまな課題を解決するテーマや小水力発電に関する研究、小学校におけるプログラミング教育に関する研究などを行っておるぞ。

「ゲームがいっぱいエネルギーパーク」のコーナーに
新しくタブレットゲームが作られました

  

チャレンジしたいゲームを選択しよう!
ゲンくん

このタブレットでは、原子力防災やエネルギーについて、こどもたちにも楽しく学べるゲームが2つあるんだ!

脱出ゲームをヒントに制作された「屋内退避シミュレーション」と、エネルギーや防災をテーマにした知識を学べる「防災クイズ」だよ。

サン博士

[屋内退避シミュレーション]は、屋内退避が指示された場合にとるべき行動を学ぶゲームじゃ。

なかなかむずかしいゲームじゃぞ!わしも満点をとるのに苦労したんじゃ・・・。

[防災クイズ]は、原子力防災やエネルギーにかかわる問題を出題するぞ。級・中級・上級から問題を選択するんじゃ。

制作してくれた皆さんからのコメント

(屋内退避シミュレーションの学生から)まずゲームの使用目的を明らかにし、ストーリーを1つに絞りました。期限までに完成できたのは、チームのメンバーがイラストの調整等細かな作業をサポートしてくれたおかげです。将来はゲーム制作を手掛ける職業に就きたいと考えています。

(防災クイズの学生から)現状はクイズの出題のみですが、当初はモンスターとの戦闘シーンが現れ、正解するとアイテムを取得、難易度が上がるなどアドベンチャーゲームの要素を盛り込む案も出ていました。今後はまず問題や解説の提示方法を見直し、次に当初案の実現についても検討していきます。

(佐藤教授からのコメント)屋内退避シミュレーションにはUnity(ユニティ)、防災クイズにはPython(パイソン)というプログラミング言語を用いています。いずれもプログラミング言語としては人気が高く、世界中で多くの方が利用しています。さらに近年は、ノーコード/ローコードと呼ばれ、既存のプログラムを組み合わせて必要な機能を簡単に実現する方法が増えています。プログラミングは将来、皆さんが日常的に行う、身近なものになります!

ゲンくん

このゲームを通じて、原子力防災やエネルギーについて興味をもつきっかけになればうれしいと、工科大のみなさんからメッセージがあったよ。疑問に思ったことを自分で調べてみると、新しい発見があるかもしれないね!

新潟工科大学佐藤栄一教授をはじめ、ゼミのみなさん、ゲームを制作してくれてありがとうございました!

サン博士

ぜひみんなもチャレンジしてみよう!